ネット素人の超零細企業経営者がオウンドメディアを立ち上げる話 その2
こんにちは、サイエントリです。
ネット素人の超零細企業経営者がオウンドメディアを立ち上げる話 - scientry’s blog
の続きから始めていきたいと思います。
どんな情報を届けたいのか、何を伝えたいのか
ターゲットとなるペルソナを設定したら、次はコンテンツの中身を決めます。
ターゲットにどんな情報を届けたいのか、その相手はどんな情報を欲しがっているのか、自分の提供する商品やサービスが決まっていれば、それは自然と思い浮かんでくるでしょう。
それらはおおまかに以下の3つのコンテンツ形式に分類されます。
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ハウツー型 何かのモノゴトを今よりも上手に効率的に行うための方法を提供するもの コンテンツ作りのもっとも軸となるものです。ユーザー目線になって分かり易く良質な記事を提供できれば、大きな信頼を得られその後のクロージング率も最大化されます。
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ニュース型 最新なだけでなく、まだ一般に知られてない情報を分かりやすく届けるもの まだ世間に広く知れ渡っていない情報というのはそれだけで大きな価値があります。さらにそれをより分かり易く伝えることができれば二重に価値がある記事といえます。
- ケーススタディ型 何かのモノゴトを行った時の成功例、失敗例、または経験談を分かりやすく記したもの いくら良質で分かり易く価値のある記事だとしても、それがだれかの受け売りやどこかから拾ってきた情報では説得力に欠ける内容になってしまいます。それが自らが体験したデータや事例であれば、説得力は段違いに変わります。
6項目の要素を抑えたアウトラインを作る
ここまで出来ていれば、以下の6項目を抑えたおおまかなアウトラインをつくります。これをもとに埋めていくことで、論理的でしっかりとした記事ができ、ユーザーが満足するようなコンテンツになります。
- 仮タイトル
- 問題提起
- 解決策の提示
- 解決策の根拠
- 本文
- 結論
それでは一つづつ説明したいと思います。
1. 仮タイトル ペルソナに設定したターゲットに刺さるキーワードを使って仮のタイトルをつけます。例えば、「建築資材を安全、確実に積む時に抑えるべき5つにポイント」など。
2. 問題提起 ターゲットが今悩んでいるポイントをストレートに指摘します。例えば、「現在取引している運送会社の荷物事故が多くて困る。。という出荷担当者の方いらっしゃると思います」など。
3. 解決策の提示 先ほどの問題提起に対しての解決策があることをすぐに伝え安心させます。ここまでで相手の興味を引き出せていれば導入としては成功です。例えば、「ここでお伝えする5つの積み込みの仕方を抑えている運送会社を選べば、御社の荷物事故はほとんど無くなるでしょう」など。
4. 解決策の根拠 あなたがこれから紹介する解決策が効果があるという根拠を提示します。例えば、「弊社では、これらの重要なポイントを意識して積み込みをするようになってから荷物事故が95パーセント減りました」など。
5. 本文 ここで、本文を書きます。仮タイトルでつけたキーワードで検索する人が120%満足するものを妥協せずに作り上げましょう。
6. 結論 最後に、記事内で、ユーザーが最も理解しておくべきことを明確に伝えます。例えば、「このように、しっかりとポイントを抑えた荷物の扱いができる業者選びが荷物事故を減らす一番の対応策なのです」など。
面倒に思われるかもしれませんがここまで下地を作っておけば、実際の記事制作にそれほどの時間はかからないでしょう。
また、作業を細分化して自分なりの型を作ってしまえば、いずれ熟練してきて分かり易くより洗練された質の高い記事を作成できるようになります。
記事執筆後にチェックをする
記事を書きあげたら、何度も読み直してしっかりチェックします。
- 問題提起がターゲットのニーズにあっているか、独りよがりの記事になっていないか
- この解決策でターゲットの悩みは解決できるのか
- 情報の出し惜しみがなく一切の妥協をせずにやりきったか
- つじつまが合わない部分がないか、根拠がきちんと明確にされていて論理的な文章になっているか
- ライバルのコンテンツに比べてクオリティで勝っているか
- ダラダラと長いだけで無駄な文章はないか
時には自分一人だけじゃなく同僚や知り合いにも見てもらい精度をより高めていきます。チームなら率直な意見を出し合い納得のいくコンテンツを目指します。
タイトルの本決めをする
チェックが終わりこれでオーケーだと自信が持てたらタイトルの本決めをします。
非常に分かり易いサイトがあったので紹介します。←手抜きって言わないで
- 自分の役に立つこと、有益な情報であることが一目でわかる←これ大事
- 記事の文章は二つか三つに区切る
- 適度に煽りをいれる 「今更聞けない」など
- 想定しているターゲットに直接呼びかける
- 具体的な数字を入れる←これ大事
- 初心者でも簡単にできることを強調する
- 目立たせたい部分は括弧【】で強調する
- すぐに実践できることを強調する 「一週間で」など
- 「プロがすすめる〇選」などのまとめ記事にする
- 「相手に響く言葉」を探して利用する←これ大事
- SEOキーワードを自然に入れる 「初心者」など
- 記事タイトルは34文字以内に収める←これ大事
また、記事タイトルは非常に重要で検索流入のクリック数に直結するので常に改善する意識を持ちましょう。
本格的にやるならブログはワードプレスで!
最後になりますが、ワードプレスは、GoogleのSEOに非常に強い構造となっています。
オウンドメディアで本格的にコンテンツマーケティングをするならワードプレスの一択で決まりでしょう。
ワードプレスの始め方に関しては「ヒトデ」さんの「hitodeblog」が、「ワードプレス 始め方」でgoogle検索すると一位表示されるし実際に一番分かり易いです。
僕ははてなブログですけど。。
まとめ
自分自身まだオウンドメディアを始めたわけではないので、全く説得力のない記事だと自覚しながら執筆したわけですけど、もしこの記事がだれかの参考になれば幸いです。
ブログは大変な分、続けていけば大きな見返りがあるだろうし、やりがいがありそうだと感じました。
また、コンテンツの内容をテキストだけじゃなく、画像や動画などを使って色々な形で充実させられるのも魅力的だな思います。
そんな感じでこれからも頑張っていこうと心に誓いましたとさ。
では!